ほっかほっか通信221号(令和元年11月号)を掲載しました。
朝晩はめっきり寒くなって参りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
秋、木々の葉が赤や黄色に染まることや、色づいた葉のことをもみじと呼びます。この柔らかな音の響きは、穏やかな日本の秋の景色に溶け込んで優しい味わいを醸し出していますが、いつのまにか忘れられてしまったのがそのもとにある意味です。もみじという言葉は、現代では純粋な名詞ですが、古代の人にとっては”もみづ”という動詞の活用から生まれた言葉でした。”もみづ”とは、草木の葉が赤や黄色に変わること。昔の人は現代風に言えば「あの葉っぱ、もみぢっているね」というような使い方をしていて、そこから”もみぢ”という名詞が生まれました。「ぢ」を「じ」と書くことが標準となったのは戦後です。なぜ、葉が色づくことを”もみづ”と言うのでしょう。もともとは「揉み出づ」だったというのが定説です。揉んで出るという意味です。今は塗料や染料をふんだんに使える世界に暮らしているので、物の色が変わるという現象に慣れてしまっていますが、人工物のない環境で生きてきた昔の人にとって、たくさんの色が派手な方へがらりと変わるというのは驚くべき現象だったのでしょう。秋の深まりとともに木々の葉が一斉に色づくのを見ると神の偉大な力を感じていたことでしょう。
<日本の言葉の由来を愛おしむより>
脳が喜ぶプチ脳トレ!
脳が元気に働くため必要な4つの要素
① 栄養 食事でしっかりと
② 酸素 脳の細胞が代謝するため
③ 経験 情報を取込み刺激を与える
④ 睡眠 7時間以上で元気になる
ひとつでも欠けると一気に衰えてしまいます。
①人の話を聞いてメモする
話の要点を押さえて、情報を取捨選択する能力を磨く。
②残り物を使って料理をする
限られた食材で組み合わせて、調理方法や味付けを工夫して、理解系脳を活性化する。
③階段の上り下り
普段の生活の中で体を動かすことを意識する。
④雨の音を聴く
雨の音は様々です。音を聴き比べることで聴覚・理解・思考を刺激する。
わたしの簡単レシピ
おうちにある材料で作るかんたんおやつ
~卵無し、乳製品なしの安納芋プリン~
<材料>
安納芋(蒸したもの)200g
豆乳 350g
きび砂糖 50g
片栗粉 小さじ1
寒天粉 小さじ1/2
バニラオイル 2、3滴
<作り方>
①蒸した安納芋を裏ごしし、鍋に入れきび砂糖と混ぜ合わせる
②①に豆乳を少しずつ入れて混ぜていき、残りの材料も入れて混ぜる
③②の鍋を中火で熱し、耐熱性のゴムベラでたえず混ぜながら沸騰させ寒天を煮溶かす
④お好みの容器に入れて冷やし固める
☆ブレンダーをお持ちの場合
①と②の工程「すべての材料をブレンダーにかける」
※芋によっては甘みが変わるので好みで調整してください
※沸騰させないと寒天が溶けないので中央がボコっとくるまで火にかけてください