ほっかほっか通信12月号を掲載しました。
師走に入り何かと多忙な日々が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。12月29日はお正月行事の本来の意味・いわれを知って服を招く1日です。29を「ふく」と語呂合わせで読みます。「今日は数の子と黒豆!」「明日は伊達巻を焼いて、お煮しめの野菜を切って…」と昔は姑の陣頭指揮のもと、みんなでワイワイと台所に立ったものです。季節の節目に神様へ供える「節供(せちく)」がおせちとなり、やがてお正月の節供のみを指すようになりました。おめでたさを重ねる願いを込めて重箱に詰めます。おせちを作ると改めて気づくのが、どれも手間暇かかるものばかりということ。年神様にお供えし、家族一緒に食べる一年で最初の食事を、先人がどれだけ大切に考えていたかがわかります。ライフスタイルや食の好みが変化しても、おせちのおめでたさは変わりません。それぞれのいわれや縁起を大切に受け継いでいきたいですね。
<日本の365日を愛おしむより>
おせちの豆知識
数の子…ニシンの卵。数の多さに子孫繁栄を願います。
田つくり…田畑の肥料でもあったイワシの稚魚に豊作を祈願。
黒豆…健康を意味するまめとの語呂合わせ。無病息災を祈願。
紅白かまぼこ…紅はおめでたさ。白は清浄を意味します。
栗きんとん…きんとん(金団)は黄金の布団の事。商売繁盛を願う。
紅白なます…紅白の水引を模しています。
昆布巻き…よろこぶの語呂合わせ。
伊達巻き…巻物に似せた形。知識文化の象徴。
わたしの簡単レシピ
フープロ&フライパンでお手軽濃厚チーズケーキ
フライパン de チーズケーキ
<材料>
クリームチーズ…200g
無糖ヨーグルト…100g
きび砂糖…90g
無塩バター…30g
卵…1個
薄力粉…大さじ3
レモン汁…大さじ1
<作り方>
①材料をすべてフードプロセッサーに入れ攪拌する。
②直径20センチのフライパンに薄くオイルを塗布(24センチでも可)
③①を流しいれ、フタをかぶせ、極弱火に約15分
※中央が固くなればOK
※フードプロセッサーがない場合は材料の上から順次混ぜればOK