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ほっかほっか通信令和4年 1月号のご案内

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No.245

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

近所の家に赤い実がなっていました。

“ナンテン”の実なのかなと勝手に思っています。

 紅葉の色鮮やかな季節から、冬の寂しい季節となり、街のなかやお寺などで赤い実を目にすると、“ナンテン”の実が「私たちを見て!!」と、訴えているような気がします。

“ナンテン”は“難転”。に。難を転ずるに通じることから、縁起の良い木とされていますね。植える場所は、鬼門の方角。または裏鬼門に植えるのがいいと謂われがあるそうです。

「災い転じて福となす」の“難”は“福寿草”とセットの言葉だそうですね。

ぼくは知りませんでした。

 江戸時代に「和漢三才図会」という百科事典があって、「“ナンテン”を庭に植えれば、火災を避けられる」と書いてあったとか。

江戸時代の人々は、玄関前に火災除けとして植えていたようです。

 赤い実も縁起が良くて、“厄除けの力”があると信じられていたそうだよ。

トイレの前にも“南天手水”と称して、葉で手を清めるなどの目的で植えていたようですよ。

 冬には赤い実が目立つことから、中国では“灯火”を連想し、“南天火燭”といい、また葉が竹に似ていることから“南天竹”と名付けられ、これを音読読みして和名になったとか。

 本当に“災い転じて福となる”となることを願います。

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