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ほっかほっか通信令和5年 3月号のご案内

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No.259

こんにちは♡

春と言えば何を連想しますか?

桜(78.2%) 花粉症(3.7%) お花見(2.9%) 卒業(2.9%) 春一番(1.3%)

 心が浮き立つ季節ではありますね。

 春と言えば「春眠暁を覚えず」と、言葉を思い浮かべる方もいると思います。

授業中、会議中の寝てはいけない場面で、ついウトウト……😪

陽気のいい春は、つい眠くなってしまいますね。

 でも「春眠」=「昼間のウトウトうたた寝」は間違いなんだとか😲

「春眠暁を覚えず」の全文はこう。

「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つることを知る多少」

中国の唐の時代の詩人・孟 浩然(もう こうねん)が詠ったもので、「春の夜は気候もよく心地よいので、夜明も知らず鳥のさえずりが聞こえる。昨晩は嵐の吹く音がしたが、おそらく花がたくさん散ったのだろう」という意味。

 春は気候がよくて寝やすく、日照時間も長くなるので、同じ睡眠時間でも目が覚める頃には明るくなっているということを意味しているそうだよ😲

お昼の睡眠ではなくて、夜の睡眠について詠んだ詩なんだね。

 「うたたね」の語源や由来ははっきりしていないみたい😲

“うたた寝”の意味は、寝るつもりはなく、ついうとうと眠る。浅く眠る。などなど。

 小野小町の歌に「うたた寝に 恋しき人を 見てしより 夢てふものは たのみそめてき(うたたねで、恋しい人を夢に見て以来、夢という儚いものを、私は頼みにするようになったのです)」と、古くから使われる言葉だったんだね。

漢字で「転寝」と書くけど、“転(うたた)”という副詞は“どんどん進行して甚だしくなるさま”を意味しており、“うたた寝”の“うたた”とは意味がかけはなれてしまっているんだとか。

また、“夢うつつ”や“うつつを抜かす”などで使われる、“現(うつつ)”が語源で現寝(うつつね)が変化したものと考えられるけども、“うつつ”が“夢心地”の意味を持つのは、ずっと後になってからとか。それでいつから使われたのかが、わからないようですね😊

 春の日中にウトウトしやすくなるのは何故だろう⁇

春は皮膚の表面の血流量が増え、交換神経が活発になるから。

日中の活動量が増え、生理現象が起きやすくなり、疲労感やだるさが出やすく、夜も昼間も強い眠気に襲われることが増えるせいとか。

 睡眠はどれだけ寝るか。よりも、リズムが大切。

眠る時間が遅くても、朝の起きる時間は毎日決めることが大切。

 フランスの皇帝・ナポレオンの睡眠時間が3時間というのは、有名なお話ですが、

ナポレオンの3時間の睡眠の裏側には、カラクリがありました。

 ナポレオンの側近が残した記録によると、ナポレオンは会議中でも、馬での移動中でも、どこでも眠れる人たったようで、こまめに睡眠をとっていたようです。

 短い睡眠をこまめにとる人の事を「ショートスリーパー」と呼び、現代でも結構いるみたいだよ。

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