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ほっかほっか通信令和6年 6月のご案内

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№274

 こんにちは♡

今年も衣替えの季節がきましたね。

暦の上では6月から衣替えですが、毎年のように春先の4月・5月から夏日になる今日この頃です。

4月・5月から半袖で過ごす方もいるようです。クールビズの時期も早くなっているようです。

衣替えをする意味は知っていますか。

暑いから。気分を変えるため。などの答えが聞こえてきそうですが……。

 明治6年に新暦が採用され、太陽暦の6月1日から9月30日までが夏服。10月1日から翌年の5月31日までが冬服と定められたそうです😊

 

 沖縄では5月1日から。北海道は7月1日から。と、地域によっては1か月程ずれるようですね😊

 一斉に替えるのは、同じ組織に属していることを示すため。

また、過ぎた季節を引きずることは野暮な事。と、されていた日本ならではの風習です。

 その昔、中国から入ってきた頃のしきたりは、旧暦の4月1日から9月30日まで夏服へ。

旧暦の10月1日から3月31日まで冬服へ。と、していたようです。

 江戸時代になると、武家の社会では四季に合わせて、年に4回の衣替えが行われ、着るモノやそれを着る期間までもが定められていたようです😲

4月1日~5月4日まで 袷せ(あわせ)⇒生地を2枚縫い合わせた裏地の着物👘

5月5日~8月末日まで 帷子(かたびら)⇒裏地なしで1枚だけの単依仕立ての着物👘

9月1日~9月8日まで 袷せ(あわせ)

9月9日~3月末日まで 綿入れ(わたいれ)⇒表布と裏布の間に棉を入れた着物👘

 

 衣替え?衣更え?

現代では一般的に「衣替え」と表記しましたが、どちらでもOK😊

 昔は「更衣(こうい)」と呼ばれ、「衣更え」と書かれるのはその名残とか。

高貴な人は「衣更え」、一般庶民は「衣替え」

 中国から衣更えとして伝わったとき、日本では天皇のお着替えのお世話する役目である「更衣」という官職ありました。

 これは女御(にょうご)(后妃の名前のひとつ)よりも低い五位ほどの妃の位置で、『源氏物語』の主人公の光源氏の母がこの「更衣」という身分でした。

 身分が低いといっても、天皇に仕えることのできる官職です。

このことから民間人には「衣更え」という表記は使わず、「衣替え」と言い表わしていたようです😊

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