~CO(一酸化炭素)中毒とは~
ものが燃焼する為には新鮮な空気(酸素)が必要です。
例えば燃焼機器が劣化していたり、換気が不十分のまま燃焼すると不完全燃焼となり、有毒なCOが発生し
CO中毒となる恐れがあります。COは毒性が強いうえに無色・無臭。 そのため、気付かないうちに中毒
症状を起こし、重症になると身体の自由が奪われて、避難できずに死亡に至ることもあります。
~CO(一酸化炭素)中毒事故を起こさない為に守りたい3つの約束~
1.燃焼機器の汚れや劣化に気を付ける
燃焼機器が油やほこりなどで汚れていると吸気不足が起こり、不完全燃焼が起こってCOが発生します。
また、不具合のある燃焼機器は深刻な給排気不良になる場合があり、使用し続けると大変危険です。
2.換気扇などの排気装置の未作動や作動不良
換気扇のスイッチの入れ忘れや故障などで正常に作動しない排気装置を使用して、燃焼機器を使用していると、
新鮮な空気が急激に減少して不完全燃焼を起こします。また、汚れも作動不良の原因になり換気不足につながります。
3.排気筒の外れや劣化、排気の逆流
排気筒のずれ、外れ、劣化を放置して燃焼機器を使用していると、正常に排気が行われなくなり、排気が室内に逆流する恐れがあります。
以上3つのことから…
・換気を忘れない!
・お掃除をしっかりと!
・備えて安心を!
の3点の約束を守って安心安全に燃焼機器を使用するように心がけましょう!